不動産の仲介手数料について

By | June 8, 2017

不動産取得時の仲介手数料って?

アパートやマンションを所有して家賃収入を得る不動産経営をする人が増えてきています。そのため、不動産市場は活発化しています。家主、すなわちオーナーとなるには、数々の不動産用語を知らなければなりません。その一つが、不動産の仲介手数料です。

仲介手数料の概要

仲介手数料とは、入居者が仲介をあっせんした不動産屋に支払う手数料のことです。そのため、入居者が変わるごとに入居者は仲介を担当する不動産屋に支払うことになり、オーナーがもらうことはありません。
ですので、入居者が変われば新規入居者はそれだけのコストを負担することを知っておくとよいでしょう。家賃の一か月程度というのが仲介手数料の基準となります。

オーナーとして賃貸経営を始めるとき、マンションやアパートなどを購入することがあるでしょう。その際には、オーナーがマンションやアパートを購入したことに対する仲介手数料を不動産屋に支払うことになります。仲介手数料は独自に金額を決められるのではなく、不動産の仲介手数料は宅建業法によってその上限が決められています。

仲介手数料の金額は?

不動産取得時の仲介手数料の金額としては、売買代金200万円までの部分に5パーセントと消費税、400万円までの部分に4パーセントと消費税、400万以上の部分に3パーセントと消費税、というように決められています。その部分を積算して決めることになりますので計算方法が極めて複雑です。不動産売買には決して少ないとは言えない仲介手数料を払うことになります。

ですので、アパートやマンションを賃貸経営のために購入する際のコストとして不動産取得税などとともに仲介手数料を支払うことも注意しておくことが必要です。

今後は、オーナーとなって入居者を迎える際の仲介手数料について考えてみましょう。入居者が変わるたびに仲介手数料を不動産屋に支払うことがあります。そのため、入居者が頻繁に変わっている場合は入居者はそういうコストを払っていることを知っておきましょう。

注意したい点

注意しておかなければならないことは、入居者が仲介手数料を払っているからといって不動産屋がその物件をきちんと宣伝してくれているとは限らないです。そのため、新規入居者を募集する場合は不動産屋に言って宣伝をしてもらうことになると思いますが、その際に仲介手数料のほかに宣伝料がかかるのかも知っておくとよいです。

宣伝に関する料金には法的な定めがないことから、高額請求をされトラブルになるという事例もありますので注意が必要です。