アパート経営について

By | April 20, 2017

アパート経営について大切なことは

賃貸経営とは、自分でアパートやマンションを購入し、その物件を貸し出して家賃収入を得ることです。新しい形の資産運用として最近ではサラリーマン大家さんなどという言葉ができ、多くの人が興味・関心を持っています。
その中で、手軽に思い浮かんで取り組みやすいのは、アパートを1棟所有してそれを貸し出し、家賃収入を得るというアパート経営です。アパート経営のアパートはたいてい1棟あたり6部屋から8部屋というのが多いです。

アパートで不動産運営

不動産経営と一口に言っても、アパートやマンションなど種類がありますがアパートは比較的構造もシンプルですし部屋数も少ないですので投資金額が少額で済むといったメリットがあります。また、火事や地震で建物が老朽化したとしても、土地だけは財産として残すことができるのもアパート経営の大きなメリットです。

そして、アパートは比較的建物よりも土地の割合が多いですので不動産の相続税を計算する際、税額を少し抑えることができます。そして、比較的少額の建設費用で家賃収入が得られる高利回りの投資であると言えます。

しかしながら、アパート経営にもリスクはつきものです。一番あり得るのが空室のリスクです。地域によってはアパートは供給過剰になっているところもありますし、お手頃価格のマンションがあれば、構造が丈夫であるという場合から、マンションを選ぶ人も少なくないからです。しかしながらアパートはマンションと比較すると値段が少額で済むとはいえ、やはり都心のほうでは1棟5000万円くらいはします。そのため、比較的郊外の立地を選んだほうが良いかもしれません。

加えて、ファミリー用のアパートでしたら子どもの騒音など騒音問題が起こるリスクも、アパートのほうがマンションよりもはるかに多いでしょう。

事前のリサーチが重要

いずれにせよ、その土地の生活の利便性を考え、そしてその土地のアパートにはどのような人が住んでいるのかをしっかりと事前リサーチすることが必要です。特にアパートでしたら、オートロックなどがありませんので治安のよい地域というのは必要条件です。

ですので、アパート経営をするのであれば、比較的郊外の地域にする、ワンルームの需要が多いところはワンルームにする、ファミリー用だとしても騒音問題が起こらないように構造や部屋の配置を工夫するといったようなことが必要です。

そして、あくまでアパート経営と言っても投資金額以上の利益を出すためには日頃から物件をきちんと管理し、魅力的なものとして維持することが必要です。