マンション経営について

By | April 25, 2017

マンション経営って何?マンション経営に大切なこと

資産形成や老後のために、そして投資のためにと不動産経営を考えている人は少なくありません。
特に初心者でも取り組める投資としてはアパート経営やマンション経営が考えられます。アパート経営とはアパートを一棟所有してその部屋を貸し出すことで家賃収入を得られるということです。そのなかで着目されているのはマンション経営です。

マンション経営の仕組み

マンション経営には、マンションを1棟所有して家賃収入を得る経営と、ワンルームマンションをはじめとする小規模な部屋を一部屋ないし数部屋所有してその家賃収入を得るという二種類があります。
しかしながら、マンションを1棟所有するのは億単位の費用が掛かりますので現実的ではありません。ですので、マンション経営というとワンルームマンションないしは小規模なマンションの部屋を持ち、それを人に貸して賃貸収入を得ることを言います。

マンション経営の投資額ですが、投資をする地域によってだいぶ差があります。
ですが、アパート1棟を経営するのと比べれば少額の投資で済みます。なぜなら、建物の価格だけを支払うのが一般的であり、土地の価格といってもその土地の価格をオーナー数で割るのでそんなに高額になることはありません。

マンション経営のリスク

しかしながら、不動産経営におけるマンションにもリスクがあります。なぜなら、マンションを1室だけ所有している場合、もし借りる人がいなければそこの家賃収入はゼロになってしまうからです。
アパート経営ですと部屋が一部屋あいてもほかの部屋で収入を得ることができます。

さらに、火事や地震で消失してしまうリスクもあります。アパート経営ですと建物に損害が生じても、土地だけは残ります。そういった物件そのもののリスクもありますし、マンション自体の修繕にお金がかかる場合もあります。マンション全体の老朽化はどうしようもないことですので、家賃とともに修繕積立金を支払うのが、マンションの入居者です。

もし修繕積立金が値上がりするのであれば、入居者としては家賃以外に支払う金額が増えてしまいます。そのため、入居者からすれば修繕積立金が上がることで支払いがきつくなり、退去をしてしまう人も少なくありません。

そのため、中古マンションを購入して家賃収入を得ようとしている場合は、まず建物が老朽化していないもの、空室リスクの少ないものを選ぶようにしましょう。空室になってしまった場合、自分が住むという方法を取れるなら、リスクはうんと軽減されます